バンコクには、「マリオット」ブランドのホテルが複数ありますが、今回はその中の一つ、バンコク・マリオット・マーキスクイーンズの滞在記です。
超高層のルーフトップバー バンコク・マリオット・ホテル・スクンビット 【バンコク】アパートメントホテル、マリオット・サトーン・ビスタに滞在目次
ホテルへのアクセス
高級ブティックが大量に入るデパートがあるプロムポン駅が最寄り駅です。
アソーク駅からも十分徒歩圏内ですが、ちょっと汗をかいちゃう距離感。なのでタクシーで移動したいところですが、このあたりは超絶渋滞するのでラッシュ時は歩いた方が早かったりします。。そもそも目的地が近場だとタクシー乗せてくれなかったりもするのが悩ましいところ。
プロムポン駅からは、駅すぐ横のベーンチャシリ公園を通ってホテルの裏口にアクセスが可能です。上の写真では、公園の入り口から中央に建つホテルが見えるのがわかります。ちなみに公園の西部では超大型の商業施設が建築中で、発展著しいバンコクの勢いを感じますね。
ローカル感満載の道を通ってたどり着くホテルのファサードはインパクトがあります。2016年にリブランドして誕生したホテルですが、1階フロントエリアのフロアなどもなかなか立派な佇まい。
スイートルーム
痛恨の予約ミスで喫煙ルームを予約してしまっていました。。今時、高級ホテルは全館禁煙が当たり前なのでまんまと見落としてしまいましたが、このホテルは喫煙ルームがあります。チェックイン時に相談しましたが、禁煙ルームは空いていない(そんなはずはないと思いますが・・・)ということで3日間タバコ臭と付き合うことに。。。
フロアのエレベーターを降りると充満するタバコ臭で絶望しましたが、幸い室内はそれほど臭くなくなんとか乗り切れましたが、予約時の表示にはご注意ください。
リビングルーム
部屋の入り口横にミニバーの棚があり、廊下など経ずにそのまま広いリビングスペースがあります。
一昔前のホテルにありがちな、無駄スペースが多いレイアウトではあります。デスクサイズは十分にあるので作業するには不自由しませんが、リビングに窓がないのでちょっと薄暗いのが玉に傷です。
バンコクの高級ホテルではおなじみの象のマークの水が大量にセットされていました。冷蔵庫は空っぽです。
ニッコーの合弁会社、タイのパトラ社のマグカップがセットされているのはバンコクらしいですね。このブランドはアジア圏の高級ホテルでしばしば見かけます。
ベッドルーム
ベッドルームも十分な広さがありました。ガラス張りのバスルームもあって、かなり広く感じます。サイドデスクに見える灰皿がない部屋なら言うことなしでしたが。。まあ、しばらく部屋にいると気にならなくなる程度にはタバコ臭は抑えられてはいたのですが。
窓の外を眺めるとやはり建築中のビルが目に入ります。バンコクはいつどこに行っても新しい高層ビルの建築が進みます。物価的にももう日本と遜色ない印象なんですよね。
ウェルカムスイーツとフルーツがセットされていました。マカロンにホテルメニューなどの案内用QRコードが印刷されているのは今風です。コロナ禍以降、ホテルの案内書類はかなり希少になりました。
上級会員の選択制のアメニティでドリンクとおつまみのセットをいただきましたが、タイ風の辛い味付けのナッツが美味でした。
クローゼットスペース
ウォークスルー式のクローゼットスペース。ここも結構広さがありました。スーツケースを余裕で広げられます。
クローゼットにはバスローブやスリッパ、シューシャイングッズなどなど、標準的な装備が一式備わっています。
バスルーム
クローゼットを抜けた先に洗面台。シングルシンクですが、ダブルシンク分くらいの広さがあります。
アメニティ類もやはり標準的なセットが用意されています。
【初心者向け】恥をかかない高級ホテルの過ごし方(世界共通)バスルームも広々です。また大きな鏡で一層広く感じます。
バスアメニティは前回のサトーンビスタと同じく備え付けタイプ。コロナ前はマリオット御用達のTHANNの個包装だったみたいなので、他のマリオットも同様にこれになっているかもしれません。というか、このパッケージ、他の国でも見たような気がします。
【厳選16ブランド】高級ホテルをバスアメニティで選んでみるクラブラウンジ
クラブラウンジは南館の27階にあり、マリオットのプラチナ以上の上級会員もしくはラウンジアクセス可能な部屋の宿泊者はこちらでチェックイン・チェックアウトが可能です。ラウンジエリアはバンコクでもかなり広い部類でした。
高級ホテルのクラブラウンジについて解説してみますカクテルタイムにはバーテンダーがドリンクを作ってくれます。用意されている紅茶はアジア圏を席巻しているディルマです。
高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめ朝食、夕食、アフタヌーンティータイムとそれぞれにビュッフェスタイルで料理が並びますが、バンコク基準で見るとそれほど種類は多くありませんでしたね。とはいえ食事には十分な分量です。
プール&フィットネス
ホテルの9階にスパエリアがあります。真夏の日差しはかなり強いので、昼間はほとんど人はいませんでしたね。
結構広い敷地でキッズルームもありました。
ルーフトップバー&レストラン 38F
屋上にルーフトップレストランがあります。37階までエレベーターで登り、ルーフトップエリアまでは階段で1階分登るよくあるパターン。
屋上に出ると、レストラン&バーエリアとパーティースペースに分岐していました。
だだっ広いパーティースペース(?)は、夜は明かり不足で寂しい感じでしたが、その分、人がいない中で一人、大都会のど真ん中にいる感じはなかなか不思議な感覚が楽しめました。
周辺の超高層ビル群とは少し距離があるので、まあまあの夜景です。あえてここまで来るようなルーフトップバーではありませんが、宿泊するなら一度登って見ておくのは悪くないと思います。
まとめ
格安の5つ星ホテルの選択肢がめちゃくちゃあるバンコクで、立地面とコスパを考慮するとあえてこのホテルを選ぶ必要性はあまりないかなというのが率直な所感ですが、マリオットのプラチナ以上の会員の方であれば、ラウンジ利用分を加味すると下手な5つ星ホテルよりはコスパが上回るかなという感じでした。
まあ、プロンポンあたりにはあまり高級ホテルがないので、そのあたりに用事がある方にとっては選択肢に入るかなと思います。当ブログでは他にもいろいろとバンコクの高級ホテルの宿泊記を書いているので、ぜひ見比べてみてください。